睡眠薬とサプリメントの違いは？
睡眠薬は、製薬会社が研究開発をして、実際に人体で試したデータを基に、厚生労働省が認可をした医薬品です。その処方量や飲み方を誤ってしまうと、人体に影響を与えてしまう危険があるため、誰でも処方できるわけではありません。睡眠薬は正しい飲み方をすれば、効果は期待できますが、逆に薬に依存してしまうという危険性もあります。
睡眠障害の状態がひどく、体や日常生活に支障をきたしているような場合は、我慢せずに医師の診断のもと睡眠薬を処方してもらうことが大切です。
代表的な睡眠薬
入眠障害タイプに処方される睡眠薬 ・・・ ハルシオン、レンドルミン
熟眠障害タイプに処方される睡眠薬 ・・・ サイレース、ユーロジン
早期覚醒タイプに処方される睡眠薬 ・・・ ベンザリン
睡眠薬に対して、不眠用のサプリメントは医薬品のように化学的物質からつくられるものではありませんから、体にやさしいという点では安心できますが、その分、強力な効果という点では医薬品ほどではありません。病院に行って診察を受けるほどではないという方や、睡眠薬に対して抵抗感がある方は、まずサプリメントを試してみることもよいでしょう。
サプリメントは、不眠の原因となっている成分を補うので、長期的に飲み続けることは薬と違って悪いイメージではなく、健康づくりの一つだという考えもできます。
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